<すばやさの計算式について> ☆前提 計算式は"実際の素早さ=すばやさ×補正するもの(複数)"とし、 各補正ごとに小数点以下を切り捨てるものとする。 以下のものは、同じ補正位置とし計算式上では左のように表すとする。 特性:すいすい、ようりょくそ ランク:ランク補正−6〜+6 麻痺:「まひ」による素早さ低下 ギプス:「きょうせいギプス」による素早さ低下 バッジ:「ダイナモバッジ」、「オレンジバッジ」による素早さ上昇 ☆調査方法 フィールド上(BF・通信ではない)でダブルバトルを行い、 補正をかけているポケモンのすばやさと同じ素早さの、 つまり行動順が不定である、補正をかけていない(バッジを除く)ポケモンのすばやさを用いて、 仮に定めた式の順序のどちらが正しいか判定する。 ☆調査結果 *バッジは常に働いているので省略。 <エメラルド> ・171+ギプス  = 86 → バッジ>ギプス ・171+ランク2↓= 85 → ランク>バッジ ・ 85+すいすい =170 →  特性>バッジ ・171+麻痺   = 43 → バッジ>麻痺 ・101+すいすい+ランク2↓ =101 → 特性>ランク *麻痺とギプスは判別不可 <リーフグリーン> ・ 77+ギプス  = 39 → バッジ>ギプス ・ 77+ランク2↓= 38 → ランク>バッジ ・ 77+葉緑素  =154 →  特性>バッジ ・154+麻痺   = 39 → バッジ>麻痺 ・ 77+葉緑素+ランク2↓ =77 → 特性>ランク *麻痺とギプスは判別不可 <ルビー> ・313+ギプス  =157 → バッジ>ギプス ・313+ランク2↓=156 → ランク>バッジ ・ 79+葉緑素  =158 →  特性>バッジ ・313+麻痺   = 79 → バッジ>麻痺 ・157+葉緑素+ランク2↓ =157 → 特性>ランク *麻痺とギプスは判別不可 ☆結論 実際の素早さ=すばやさ×特性×ランク×バッジ×麻痺×ギプス (各補正ごとに小数点以下切捨て) 麻痺・ギプスの補正がバッジの後ろにあるため、 いままで不可能と思われていた(?)「11n−1」の値に調整可能だということが判明。 Lv50のサンダー・ファイヤー・ラティアス・ラティオス、 Lv70のルギアの捕獲前最速判定が一発で済むようになる。 (具体的には以下の通りにすればよい) サンダー(132):239+ギプス、477〜479+麻痺 ファイヤー(121):219+ギプス、437〜439+麻痺 ラティアス(143):259+ギプス(麻痺は不可) +ラティオス(同上) ルギア(198):359+ギプス *括弧内の数値は、最速の場合のすばやさ。調整する値はそれより1低い値にする。 //////////////////////////////////////////// 実際の素早さは1未満になるか? ☆調査方法 次のようなポケモンを用意する。 A:すばやさ6、素早さランク[-6]、ダイナモバッジ B:すばやさ7、素早さランク[-6]、きょうせいギプス、ダイナモバッジ これらの行動順序から実際の素早さが1未満になるか調べる。 ☆結果 20回中20回全てA→Bの順で行動した。(エメラルド) ☆結論 実際の素早さは1未満になる。